現役風俗嬢による未曾有の風俗肯定論!!風俗嬢、この言葉に人は何を連想するだろうか
風俗で働いたら人生変わったwww
現役風俗嬢による未曾有の風俗肯定論!!風俗嬢、この言葉に人は何を連想するだろうか
風俗で働いたら人生変わったwww
収録作品
序章:不幸物語の終焉/第一章:風俗で働いたら人生変わった/第二章:だから風俗嬢は面白い/第三章:風俗嬢とは一体何者なのか/第四章:風俗を巡る誤解と偏見/第五章:誰が風俗嬢を殺すのか/第六章:これから風俗で働くひとのために
内容紹介
話題のベストセラー『日本の風俗嬢』著者 中村淳彦 推薦!!「風俗嬢をバカにしてきた人間と社会が実はバカだったことが、これで証明されてしまった!」
もしもあなたが、ありがちな不幸物語を期待して本書を手にしたのだとしたら、まったくの検討外れだ。「風俗嬢は不幸な存在である」という陳腐なファンタジーは、本書には一切登場しない。(序章より)
風俗嬢。この言葉に人は何を連想するだろうか。
セックスを金で売る堕落した女。他に行き場を失った哀れな女。体で稼ぐ他に能のないバカな女。いずれにしても、そのイメージは暗い。風俗嬢という言葉の周縁には、いつだって「不幸」の二文字が、亡霊のように漂っている。しかし、果たして風俗嬢とは、本当に「不幸」な存在なのだろうか。
この問いに対し、本書は敢然と「否」を叩き付ける。風俗嬢は、堕落した女でもなければ、哀れな女でもなく、あまつさえ、能無しのバカ女どもでもない。風俗嬢とは、高度な専門技術と特殊な才能を兼ね備えた、現代のビジネスウーマンである。
本書は、現役の風俗嬢によって書かれた、風俗嬢、風俗業界の現在についての本である。そして、その執筆の過程において期せずして炙りだされることになったのは、「風俗嬢は不幸な存在である」という虚妄の正体、風俗嬢を「不幸」と見做さずにはいられないフツーの人々の、異様な姿だった。